冬至かぼちゃ

実家を出てから、初めて作る冬至かぼちゃ。

いつもかぼちゃを煮崩れさせてしまうので、今年こそは!と思ったけど、まあいつもよりはマシかなという程度でした。そもそも、あずきの量が多いのが我が家の冬至かぼちゃなので、そりゃあ煮崩れするよね。

それにしても今日は霧深い。

仕事帰り、車のライトを上目にしても50m先も見えないくらいで、なんだここはいつかの八十稲羽(※霧と殺人事件と眼鏡のゲーム「ペルソナ4」の舞台)か!状態でした。

そんな夜に「逃げるは恥だが役に立つ」最終回録画を見ながら冬至かぼちゃを食べていたら、ピンポーンと訪問チャイムが鳴るではないですか。

誰かと思えば、父でした。挨拶もそこそこに温かいタッパーを差し出され、それが何なのかも言わずに帰ったのですが、言われなくても娘は悟りました。そう、冬至かぼちゃ!

わたし冬至かぼちゃ大好きなんですよね…

わざわざ持って来てくれたんだなぁ…

「うちの持って帰る?」

「なんだ、作ったのか」

最後まで主語がないまま会話をしていたので、側で聞いていた夫は「???」状態だったそうで。

実家では主語抜き会話が原因でよく口喧嘩になってたんですが、今回は珍しく会話が成立したパターンでした。そんなこともあるもんだ。

そんなわけで、今年は2軒分の冬至かぼちゃを食べました。あと1軒でミッションコンプリートだった!惜しい。